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脳の治療には

診察室

脳腫瘍の治療方法は、外科手術、放射線療法、化学療法、温熱療法、遺伝子療法などがあります。 脳腫瘍の治療は、手術によってできる限り摘出することが原則です。良性の腫瘍の場合は、正常な組織と腫瘍の境界がわかりやすいため、腫瘍の全摘出がしやすく、完治させることが可能です。一方で、悪性脳腫瘍の場合は、周囲の正常な脳組織に浸潤して発達しているため、全摘出は、非常に困難です。また、浸潤している部分を切除することは、浸潤部分にある神経細胞も切断してしまうことになるので、術後に片麻痺や言語障害などの後遺症が残ってしまうことが多いです。そのため、浸潤部分などは、放射線治療や化学療法などによって治療することが多いです。

脳腫瘍の治療方法には、放射線療法があります。 放射線療法は、通常の放射線照射のほかに、IMRT(強度変調放射線治療)やガンマナイフ、サイバーナイフなどの治療法があります。 通常の放射線治療は、50〜60Gy(グレイ)放射線を数10回に分けて照射することで腫瘍細胞を破壊する治療法です。胚細胞腫、リンパ腫、髄芽腫などの脳腫瘍に効果的であり、さまざまなところで治療されています。 IMRTによる放射線治療は、照射野内の放射線の強さを変化させることができる治療法です。腫瘍の形や大きさなどのデータをもとに放射線を照射することができ、正常な組織を残しやすい治療法です。 ガンマーナイフやサイバーナイフによる放射線治療は、患部に集中的に放射線をあてることができる治療法です。そのため、効率よく患部を焼き切ることが可能です。